菊づくし/平成20年
画像元:http://www.sousou.co.jp/item_28566.html
一面に菊の花がちりばめられた、ポップで華やかな作品。力強い線画のタッチと大胆な構成はマリメッコの柄にも通じるものがありますが、日本ならではの菊のモチーフを使うことで、和風で雅やかな情緒を醸し出しています。
この柄について、デザイナーはこう語っています。
「僕にとって菊というのはデザインしやすいものだ。
花びらをどれだけでも増やしていけるから、
どんどん描き込んでいって、あとで、
バランスとかリズムをよくしていったのが、菊づくし。
このバランスとリズムというものが
テキスタイルデザインにはとても大事だと思う。」
(脇阪 克二)
(参照:http://www.sousou.co.jp/item_28566.html)
画像元:https://fotopus.com/hana/gallery/kiku/
このぎっしりと花びらが詰まってこんもりと形を成している、菊らしさが存分に表現されていますね。本のカバーにも用いられているので、見覚えのある方もいるかも。
「脇阪克二のデザイン〜マリメッコ、sou・sou、妻へ宛てた一万枚のアイデア〜」
https://goo.gl/R9Q9vu