Mabelle/2007

95月 - による wsadmin - 0 - sou・souの花柄

LIBERTY LONDON FABRICSLIBERTY LONDON FABRICS

画像元:https://www.libertylondon.com/uk/mabelle-tana-lawn-cotton-R124389006.html?dwvar_000544810_color=30-BLUE

こちらは17〜18世紀のインドの更紗をモチーフとしてデザインされたそうです。17世紀の更紗??と思い検索してみると・・・

画像元:https://www.shibuyabunka.com/blog.php?id=791

確かに、リバティプリントと非常によく似た雰囲気があります。繊細な線画と有機的な曲線、色使い。インドはイギリスの植民地だったので、結びつきがあることはうっすら知っていましたが、紅茶だけでなくて、ファブリックにもこんな関連性があったのですね!ちなみにイギリスでは更紗は「チンツ」と呼ばれ、バラ、ゆり、なでしこなどの草花をモチーフとした花柄模様はヨーロッパで大流行したそうです。オールド・イングリッシュ・チンツという名前で、調べてみると、ティーカップなどにもその柄が使われているようです。確かに、このティーカップを見ると、イギリスのティータイムって感じがします。優雅だなあ〜。

リバティ柄のティーカップ

あと、調べていて改めて知ったことですが、更紗というのが、花や人物などの模様を染め付けた木綿布という大枠の意味を持つのですね。なんとなく、木綿の柔らかそうな生地、というイメージしか持ち合わせておりませんでした。笑

 

更紗について詳しく書かれているサイトを見つけましたので、我こそはファブリックマニア!という方はぜひのぞいてみてください。

http://www.craftworkjp.com/sarasa-setsumei1.htm

 

 

話は戻りますが、リバティ柄の発端になったリバティ社の歴史について少し調べてみました。

リバティ百貨店として今も有名なリバティ社発足の歴史は、1890年代にさかのぼります。

リバティ社は元々、アーサー・ラセンビィ・リバティによって日本や東洋の装飾品、織物などの芸術工芸品を販売するお店として開業されました。そこから発展して今や誰もが知るリバティ百貨店へと成長、中でもリバティプリントとしてファブリックが特に世界的に有名になったそうです。初期のリバティは様々な人気のスタイルの商品を取り扱っていたそうですが、(今でいうセレクトショップのような感じでしょうか?)途中で方向性を転換、アール・ヌーヴォーや90年代の耽美主義に密接な様式に特化して商品を取り扱うようになります。その結果、イタリアではアール・ヌーヴォーは「スタイル・リバティ」として知られるようになるなど、リバティ社の名前そのものが美術様式と同義となるレベルまで成長したそうです。「美しいものを手に入れるチャンスを提供したい」というのが創業者のスピリットだったそう。言葉はシンプルだけれど、奥深い素敵なコンセプトですね。

 

そんなリバティ社のプリントファブリックが日本に流通したのが、1978年。1988年には英国と日本の共同出資によるリバティ・ジャパンが設立されたそうです。「リバティ・スタイル」展が、東京都庭園美術館を皮切りとして開催された際には、話題になったようですね。リバティの世界観を伝える展示、私も行ってみたかったなあ〜!調べていると、会場となったこの東京都庭園美術館もなかなか面白そうなところです。1933年に建造された建物は特徴的で、内部のデザインは当時のアール・デコの装飾様式で統一されているそう。2014年にはホワイトキューブのギャラリーをそなえた新館がリニューアル・オープン。展示そのものはもちろんですが、その伝統的な建物自体が展示に値する芸術品だそうです。展示内容はというと、絵本展だったりファッションや装飾品に関する展示だったり、なかなか興味深いです。東京に行った時には是非一度行ってみようと思います。

 

東京都庭園美術館

http://www.teien-art-museum.ne.jp/

 

参照元:

https://www.rakuten.ne.jp/gold/mel/pickup/liberty.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%86%E3%82%A3%E7%99%BE%E8%B2%A8%E5%BA%97

https://shop.kawabe.co.jp/ec/liberty/contents/liberty-history.html

イギリスのファブリックプリントを支えるリバティプリント、調べてみると、ルーツは日本などを含めて東洋の工芸品にもルーツがあったのですね。繊細で優美な花柄はどこかオリエンタルな雰囲気も醸し出していて、不思議な美しさがあります。